対立を交渉によって解決する能力 2
ここでは、まず交渉能力の基礎にある社会的視点取得能力の発達について説明してから、交渉能力の発達レベルについて述べます。
まずは、社会的視点取得能力の発達について・・・。
セルマンは社会的対人的葛藤場面を提示し、主人公はどうしたらいいか、なぜそう思うのかその理由を聞く中で・・・
自他の視点を分化させているか(自分の視点とは異なった他者の視点がとれるか)。
それらを関係づけ協調させられるかをみる方法を考案し、5つの発達段階を提唱しています。
セルマンの課題および面接場面で聞かれる質間は次のようなものです。
「あきら君は仲よしの太郎君の誕生日に、ボールをあげようか、トラックにしようか迷っています。
ちょうどその時むこうから太郎君がやってきたので、どっちがいいか聞いてみようと思いまた。
でも太郎君はとても悲しそうでした。
「どうしたの?」と聞いたら、「この間、可愛がっていた犬のポチが死んでしまったんだ」と言いました・・・」。